企業としてスーパーJの活用に挑む【スーパーJ 講座修了者のその後】
第一期修了者 石田朋彦さん
第一期生の中でも石田朋彦さんは異色な受講生でした。石田さんは、埼玉県で24校を展開する「学習塾トーゼミグループ」の事業推進課課長です。日本語学校開設に関する調査の一環で、スーパーJ講座を受講しました。
石田さんは次のように話します。「いろいろな日本語学校を訪れたり、関係者に事情を聞いたりしました。海外からの生徒募集におけるトラブルや出席しない生徒の管理、入管のチェックが厳しい、開設に莫大な費用がかかる、といったことも含めて多くの問題があることを知り、また、日本語学校の開設にタイミングが悪いのであまり勧められない、という声を聞きました」。
その一方で「日本語教師養成講座420時間コース」を受けた石田さんは、「日本語学校開設への道が閉ざされて途方に暮れていたときに、英語を介しての指導法、生活者に対する日本語教育といった従来のものとは全く違うスーパーJを知り、これだと思いました」といいます。
スーパーJでは日本語の音声を絵に置き換えて覚えるMAMAを活用し、たくさんの単語を短期間で覚えることに重点を置いています。自分がイメージした覚え方をイラストにすると、記憶はより定着します。皆、大笑いしながら楽しんで描いていた中で、石田さんのイラストは特に好評でした。
「私はMAMAにハマりました。特に、日本語初心者の方は本当にハマりますね。でも、生徒によっては文法が必要な人もいます。そういう意味で、420時間コースも無駄じゃなかったかな」と笑います。
石田さんは2014年と2017年の全国模擬授業大会において、英語部門、数学部門で優勝しました。ユニークな教え方で、生徒に大人気でした。現在、企業として塾として、スーパーJをどのように活用すべきか検討しています。石田さんの挑戦はこれからも続いていきます。
お octopus
も moai
し sheep
ろ robot
い iguana