一般社団法人 スーパー日本語講師会

当会について

About Super-J

日本語をより早く、より深く。
言葉と文化の担い手を育てること。
それが、私たちの使命です。

SUPER-J APPROACH
JapaNEEDSとJAPANeseをつなぐSuper-Jのメビウス
JapaNEEDS × JAPANese 学習者のニーズと、日本語の背景にある文化を、ひとつの学びへ。
WHY SUPER-J

自分の母語を仕事にし、
好きな日本文化を世界の人と分かち合う。

せっかく身につけた英語を、日本語を教えるために活かす。
自分が当たり前のように使ってきた日本語や、好きな日本文化が、
誰かにとっては新しい世界への入口になります。

その喜びを、目の前の学習者の成長につながる力へ。

Super-Jは、自分の強みを活かしながら、
一人ひとりの学習者に寄り添える日本語教師を育てています。

日本語と日本文化を学習者と分かち合うイメージ
01 WHY WE STARTED

設立の背景

現在、ほとんどの日本語学校では、初めから日本語のみで教える「直説法」が採用されています。この方法は英語教育でも広く用いられ、英語が国際語である以上、一定の効果を上げています。多くの国で英語教育が義務化され、基礎的な知識があるため、英語だけで教えることに無理がないのです。

しかし、それ以外の言語ではどうでしょうか。たとえば私たちが、一言もわからない中国語やアラビア語を、その言語だけで教わる側に立たされたら、果たしてどこまで理解できるでしょうか。日本語を学ぶ人たちも、同じです。特に漢字文化圏以外の学習者は、早い段階で挫折してしまうケースが少なくありません。

かつて、英語がまだ「英国の言語」という一民族語にすぎなかった時代であれば、英語だけを特別扱いするのはフェアではない、という理屈も成り立ったでしょう。しかし今や、その是非はともかく、英語は世界の多くの人々に共有される国際語になりました。時代は大きく変わったにもかかわらず、日本では、英語を使って教える日本語教師や学校が、いまだに非常に限られているのが実情です。

さらに近年では、日本語をある程度話せても、日本社会にうまく溶け込めない外国人が増えているという現実も見えてきました。その背景には、「言葉の運用力」ばかりを重視し、「文化や価値観の共有」という視点が欠けている日本語教育の構造的な問題があります。また、日本人自身も、自国の文化を自覚的に理解し、他国の人々に伝える機会を持つことが少ないのが実情です。だからこそ、私たちは、日本語教育に携わる者こそが、言語と文化の両方を意識的に伝える使命を担うべきだと考えています。

そしてこの使命は、AIの時代を迎えた今、いっそう重みを増しています。文法の分析や情報の整理、教材づくりの補助など、AIが力を発揮できる場面は急速に広がっています。

AIを活用しながら日本語レッスンを設計する教師

Super-Jでは、英語と同じように、AIも日本語教育を支える実践的な道具のひとつと考えています。AIをこれまでほとんど使ったことがない方でも心配はいりません。基本的な使い方から、授業準備、教材作成、文法や表現の整理、学習者に合わせたレッスンづくりなど、日本語教師として役立つAIの活用方法を学んでいきます。

大切なのは、AIにすべてを任せることではありません。AIに任せられることを上手に任せることで、日本語教師は、目の前の学習者を理解し、対話し、信頼関係を築くことに、より多くの時間と力を注ぐことができます。

言葉の意味を移し替えたり、文法を整理したりするだけなら、機械にもできます。しかし、安全がかかった場面での即座のやりとりや、信頼を築くうえでの一言の重み——そうした特別な場面で、相手の背景や文化をくみ取りながら対応し、時間をかけて関係を築いていくことは、人にしかできません。

学習者一人ひとりの必要性や個性、そして感情に寄り添い、言葉の奥にある文化や心を共に探求していく。私たちは、英語とAIを心強い協働者として活かしながら、人間だからこそできる日本語教育を、これからの教師とともに磨いていきます。

英語を活かす。AIも活かす。
そして、人にしかできないことに、もっと力を注ぐ。
02 LEARNING JAPAN TOGETHER

学習者とともに、日本を学び続ける

今日、日本語学習者の層はますます多様化しています。にもかかわらず、日本語がたどたどしいというだけで、学習者を子どものように扱ってしまう教材や教え方も、まだ少なくありません。

いま日本語を学んでいる人の中には、ビジネスパーソン、研究者、アーティスト、専門職など、それぞれの分野ですでに豊かな経験を持つ大人たちが数多くいます。だからこそ、文法や語彙をわかりやすく教えることに加えて、その言葉の背景にある日本の文化や考え方にも、一緒に目を向けていくことが大切だと私たちは考えています。

とはいえ、日本文化について何でも知っている必要はありません。

日本に生まれ育った私たちでさえ、「なぜこう言うのだろう」「なぜこんな習慣があるのだろう」と聞かれて、初めて考えることがたくさんあります。日本の歴史や文化は、一度の人生ですべてを学び尽くせるようなものではありません。

大切なのは、知らないことを恥じることではなく、「それは面白いですね。私も一緒に調べてみましょう」と、学習者と同じ目線で日本を探求していく姿勢です。

Super-Jには、そのための大きな支えがあります。1986年の創刊以来、日本語と日本文化を世界に伝えてきたバイリンガルマガジン『ひらがなタイムズ』です。毎月、日本の歴史、文化、習慣、言葉の背景、現代社会まで幅広いテーマを取り上げています。

日本文化に詳しい人だけが日本語教師になれるのではありません。教えることをきっかけに、自分自身も日本を学び直していけばいい。

そして、そこで得た発見を学習者と分かち合う。その積み重ねによって、日本語のレッスンは単なる言葉の練習から、お互いの世界を広げる時間へと変わっていきます。

私たちは、このように言葉と文化を分けずに、学習者とともに味わい、探求していく営みを、日本語道®と呼んでいます。

HIRAGANA TIMES — SINCE 1986
ひらがなタイムズのプリント版
日本を世界へ伝えてきた、約40年の蓄積。
日本語・文化・社会を、バイリンガルで読み解く素材です。
NIHONGO-DO® — LEARNING MATERIAL
ひらがなタイムズを活用した日本語道の教材
教えることをきっかけに、自分自身も日本を学び直す。
言葉と文化を分けずに、学習者とともに探求していきます。
すべてを知っている必要はない。
学習者とともに、日本を学び続ける。
03 OUR TWO FOUNDATIONS

二つの実践から生まれた、Super-J

Super-Jには、二つの大きな母体があります。

一つは、1986年の創刊以来、日本語と日本文化を世界へ伝えてきたバイリンガルマガジン『ひらがなタイムズ』。言葉だけでなく、その背景にある文化や価値観まで伝えることを、長年にわたって続けてきました。

もう一つは、1996年に設立された日本語学校 We Languages。大使館関係者をはじめ、さまざまな国や地域から来日した学習者に対し、英語も活用しながら、一人ひとりの目的や背景に合わせた日本語教育を実践してきました。

「日本を世界へ伝える現場」と、「外国人に日本語を教える現場」。

この二つが長年培ってきた知見と経験を一つにしたものが、Super-Jです。

学習者のニーズを理解し、実際に使える日本語を効率よく身につけてもらう。そして同時に、その言葉の奥にある日本の文化や考え方を、学習者とともに探求していく。

実践と教養。言葉と文化。
その両方を大切にする日本語教育を、私たちはこれからも育てていきます。

ひらがなタイムズの誌面とデジタル版
04 OUR MISSION

スーパー日本語
コーチの育成

生徒にとって役に立ち、心から喜ばれる授業を展開できる——実践的でありながら教養的な授業を行える“スーパー日本語コーチ”。言葉と文化の担い手を育てること。それが、私たちの使命です。

こうした教育者の育成と輩出を通して、日本語教育界の発展に寄与し、世界中の人々が「日本という知の文化」に触れ、共に学び合う場を創造し続けます。

日本語コーチによる学習者とのレッスン

言葉と文化の担い手を育てること。
それが、私たちの使命です。

WHAT WE DO

主な事業内容

日本語をより早く、より深く。

01 COACH TRAINING

「Super-J®国際日本語コーチ養成講座」事業

『JapaNEEDS × JAPANese』で、世界に通じる日本語コーチを育成。

今、世界では「日本語を学びたい」という声が高まっています。しかし従来の文法中心・日本語オンリーの指導法では、多くの学習者が初期段階でつまずいてしまう現実があります。本講座では、学習者の本当のニーズに応える「JapaNEEDS®」と、日本語の背景にある文化や精神性を伝える「JAPANese」という2つのアプローチを融合。英語と日本語の両方を活かしながら、生徒一人ひとりに寄り添う“国際日本語コーチ”を育てます。

日本語コーチ養成講座ページへ
オンラインで日本語を教える日本語コーチ
02 J-CLUE

外国人向け「日本語力検定」事業

J-CLUE(Japanese Culture & Language Understanding Evaluation)

一般社団法人スーパー日本語講師会が開発した、日本語学習者向けの日本語・日本文化理解度を可視化するオンライン診断ツールです。このテストは、いわゆる「対策型」ではなく、健康診断のように、現在の日本語運用力と文化理解の“実態”を測ることを目的としています。語彙・文法だけでなく、日本の習慣・季節感・色彩感覚・礼儀作法・社会常識なども含め、言葉の背後にある文化の文脈までを捉えます。

日本語力検定 J-CLUE ページへ
日本語を学ぶ外国人学習者
03 CORPORATE TRAINING

外国人社員向け「日本語力研修」事業

グローバル人材の活躍が求められる今、現場で本当に使える日本語力と、円滑なコミュニケーション力の育成が企業の競争力を左右します。Super-J(スーパーJ)の企業日本語研修は、従来の「文法中心・教科書型」ではなく、現場の実務・文化・価値観までを視野に入れたコーチング型日本語プログラムです。

日本語力研修について相談する
Japanese for Work
×
Culture & Communication
04 R&D

日本語教育コンテンツ及びメソッド開発事業

従来の教え手を中心にした「教材(=ティーチング・マテリアル)」ではなく、学習者の立場で開発された「ラーニング・マテリアル」を開発しています。楽しく、短期間にマスターできるように開発された革命的なメソッドの数々が特許庁に実用新案として登録されています。

日本語教育 研究開発ページへ
Super-Jの日本語教育コンテンツ
05 MEDIA

雑誌執筆事業

月刊誌『ひらがなタイムズ』の連載記事「日本語道」にて執筆・編集を担当しています。世界100カ国以上に読者をもつ日英バイリンガル・マガジンである同誌をメディアに、日本語&日本文化を世界に広める活動を行なっています。

日本語道とは?
ひらがなタイムズのプリント版
MORE ABOUT OUR APPROACH

さらに詳しい設立の背景と、既存の日本語教師養成講座との違い

日本語学習者の声から見えてきた、これからの日本語教育を考えます。
詳しく見る →
ORGANIZATION

会社概要

団体名
一般社団法人スーパー日本語講師会
設立
2019年1月
代表理事
樽石幸治
事業内容
  • 外国人向け日本語力検定事業
  • 日本語研修/レッスン事業
  • 日本語コーチ養成講座事業
  • テキストブック開発/販売事業
所在地
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-5-15-7F
お問合せ
TEL  050-5490-2494