約7割が「文法より語彙」、「英語で学びたい」

にもかかわらず、日本語教師養成講座『420時間』では『英語は原則使用禁止』『文法を中心』の教え方を伝統としています。
420時間日本語教師養成講座の実態レポート

2018年の12月に週刊ポストウエブ版のNEWSポストセブンで、日本語教師養成講座のトラブルを報道しました。(420時間を既に受講中の方もお読みください。)
参照 > NEWSポストセブン
● 日本語教師養成講座の資料をいくつか取り寄せ説明会にも参加した主婦の弁
「養成講座の参加者は定年後のお年寄りか、主婦。日本語教師として正規に雇ってもらうには、日本語教育能力検定試験に合格するか、4年生大学の日本語教育コースか国文科卒業と同等以上の学歴が必要なことがわかった」。
「日本語教師養成講座では、教壇実習もあわせて420時間を終了する必要がある。期間はたいてい6ヶ月で費用は50~60万円。講座を受講してもらおうと熱心に誘うが、就職などについて丁寧に説明してくれるところはほとんどない。養成講座さえ受ければ、日本語教師になれるかのように誘う学校は少なくないが、実際はそうではない」。
● ある日本語学校の事務員の弁
「4大国文科卒か日本語教育能力検定試験(受験者の2割しか合格できない)合格者でないと雇えない」
● 受講した主婦の弁
「主婦にぴったりの新しい資格、副業と、いかにも素晴らしい仕事であるかのように見せているけれど、生やさしいものではなかった」
● この他にも、当方に寄せられた苦情や情報は次の通り。
「日本語教育能力試験は、国家試験や公的試験ではない」
「『文化庁届けの講座』とうたっているが届けただけで認可されているわけではない」
「養成講座の内容が、文法中心で日本語学習者に役立つとは思えない」
「国語や日本語学を学びに参加したのではない」
「日本語だけで教える直説法では先生にはよいが、初歩から学ぶ学習者はチンプンカンプンなはずなのに、どうしてそんな教え方をするのか」
420時間講座にこのような側面があります。申し込む際には実態を理解した上でお申し込みください。420時間講座に疑問をもたれる方は、ぜひ私たちの講座と比べてみてください。私達は講座修了者に仕事を提供することをモットーにしています。
「スーパー日本語講師」養成講座は、世界標準を意識した養成講座です。
英語を活かし効率的に教える。
現在、ほとんどの日本語学校では初めから日本語のみ(直説法)で教えています。英語で教えると、他の言語の学習者との差別になるからと説明しています。この論理は、50年前だと理解できます。しかし21世紀の今は、いうまでもなく英語は国際語で、ほとんどの国で英語の基礎を持ち合わせています。このような現状を直視すると、英語も活用し今の時代に合った現実的で生徒目線のアプローチを考えるべきではないでしょうか?
たとえば、あなたは中国語やアラビア語を初めから現地語だけで教えられたらついていけますか。
この方法が取られている日本語教育の現場では、学習者の多くが学習開始後、間もなくしてギブアップしてしまっているのが現状です。
多くの日本語学校が「直接法」に固執する理由は、教師養成講座に「集客」できる該当者枠を広げることが目的だとも言われています。

日本語の約20%が英語からの借用語。
また、日本語には、ジャケットやイヤリング、コーヒーのように多くの英単語が日本語として使われています。
現在、日本語は、約20%が英語からの借用語とも言われています。そしてこれから先もどんどん増えていきます。例えば、テーブル。もはや「食卓」という言葉を使う人は少ないでしょう。こうした日本語の進化の流れに従えば、学習者はより早く日本語に慣れ親しむことが可能です。
教える側の論理でなく、学習者の目線で教えるのがスーパー日本語養成講座です。
日本語だけでなく「日本」を教える。

日本語教師を目指す人はたくさん存在します。「母語である日本語を活かして世界の人たちと交流したい」ということがその動機になっていることが多いです。しかしながら、母語として自然に身についた日本語の構造を明確に教えることは簡単ではありません。その為に、スーパーJ® が独自に解析し構築した日本語教授法を学ぶ意義があります。同時に、日本語の構造を教えるだけでは、「スーパー日本語講師」ではありません。
言語には、それを育んだ文化・風土が存在します。特に日本語は、ハイコンテクストな言語と言われています。「スーパー日本語講師」を目指される方には、こうした日本文化、歴史その他にも精通したいという考え方が求められます。「言語は単にツール」と割り切っている間はその言語の本当の教え手にはなれないとスーパーJ®は考えます。
残念ながら、従来の日本語教師養成講座では、日本語の文型には詳しいものの「日本」のことを教えられない教師が量産されています。スーパーJ®では、日本文化への知識と興味を測る為、国際日本語コーチ認定評価の一部として、スーパーJ®が開発した “J-CLUE” (JAPANese Culture & Language Understanding Evaluation)を受験して頂きます。常識程度のやさしい質問ですが、英語で出題されます。