日本語教師のための「英語活用」実践講座

「英語活用」実践講座
「教えるための英語」です。
大切なのは、誰のために、何のために、どう使うか。
英語で「教える」
日本語の「は」と「が」はどう違うのか。
なぜ「日本に住む」のに、「日本で働く」のか。
動詞の活用や語順、敬語を、英語でどう説明すれば伝わるのか。
この講座では、こうした
日本語文法をシンプルな英語で説明する力を身につけます。
学習者が抱える「わからない」というストレスを、英語を使って解消していく方法を実践的に学びます。
英語で「学習者を理解する」
英語は、教えるためだけのものではありません。
目の前の学習者を理解するためにも使います。
これまで、どのように学んできたのか。
今、どんな環境で生活し、何を必要としているのか。
そして、日本語を使って、これから何をしたいのか。
Super-Jが大切にする Know-Who とは、 単に「学習目的を聞く」ことではありません。
学習者の過去・現在・未来を理解する。
その人の
Life ―― 日々の生活、人生、その人らしく生きること
に、日本語がどう役立てるのかを考えます。
英語で「信頼関係を築く」
この講座で学ぶのは、単なる英会話ではありません。
英語で日本語をわかりやすく教える。
英語で相手を深く理解する。
そして、自分自身も伝える。
その先にあるのが、学習者との信頼関係です。
相手を理解し、自分も理解してもらうことで、 一回一回のレッスンを超えた関係が生まれます。
学習者が安心して学び続け、
言語コーチがその成長に長く伴走していく。
そうした信頼は、
継続的な学びを支えると同時に、
長期的なクライアント関係を築く基盤
にもなります。
日本語を教える力だけでなく、
「この人から学び続けたい」と思ってもらえる関係をつくる力。
それも、プロの言語コーチとして活動していくために大切な 「英語の使い方」です。
日本語教育は、英語を「使わない」から「使い分ける」時代へ。
日本語だけで教える「直接法」には、多くの利点があります。 しかし、学習者の背景や目的がますます多様化する現在、 すべてを日本語だけで伝えることが、 常に最も効果的とは限りません。
文法説明、初回ヒアリング、学習目的の確認、 フィードバック、トラブル対応、信頼関係づくり――。
必要な場面で英語を効果的に活用できるようになることで、 コーチにも学習者にも、 より安心で効率的なレッスンが生まれます。
この講座の2つの軸
Super-Jが大切にしてきた Know-How × Know-Whoを、 「日本語教師のための英語」という視点から 実践的に学びます。
英語で「教える」技術
- 日本語文法をシンプルな英語で説明する
- 助詞・語順・活用などを英語で整理する
- 指示・確認・訂正をわかりやすく伝える
- Classroom Englishを効果的に使う
- 日本語と英語を適切に切り替える
英語で「学習者のLifeを理解する」
- 過去の学習経験や背景を知る
- 現在の生活・仕事・課題を理解する
- 未来のビジョンや目標を聞き取る
- Know-Who Interviewを実践する
- その人のLifeに役立つ学びを組み立てる
全5回 カリキュラム
英語を「教える道具」に変える
日本語教育で英語を使う意味と、 使うべき場面を整理します。 「直接法か間接法か」という二者択一ではなく、 学習者の理解を基準に 日本語と英語を使い分ける考え方を学びます。
日本語文法を英語で説明する
助詞、語順、活用、時制、敬語など、 日本語教師が説明に困りやすいポイントを取り上げます。 「英訳する」のではなく、 英語で理解への橋を架ける技術を身につけます。
First, Understand. ― まず、学習者を理解する
語学学習の前に、まず、その人を知る。 Super-Jでは、この考え方を Know-Who と呼んでいます。
これまでどのように日本語を学んできたのか。 今どんな環境にいて、何を必要としているのか。 そして、日本語を使ってこれから何をしたいのか。
英語で対話しながら、 学習者の過去の学習経験、現在の状況、未来へのビジョンを理解します。
Know-Whoとは、単に「何を学びたいか」を聞くことではありません。 その人のLifeを理解し、日本語がその人生にどう役立てるのかを一緒に考えること。 そこから、一人ひとりに本当に必要な学びを組み立てていきます。
Then, Be Understood. ― 次に、自分を理解してもらう
相手を理解したら、次は自分を知ってもらう。
自分がどんな人間で、言語コーチとして何を大切にしているのか。
そして、
その人のLifeにどのように寄り添い、力になれるのか。
自己紹介、質問への応答、リアクション、共感、確認、 フィードバックなどを通して、 自分自身を英語で伝え、 互いを理解し合える信頼関係 を築いていきます。 その信頼を、一回のレッスンで終わらない 継続的な学びの関係へつなげます。
実践 ― 学習者中心のレッスンへ
これまでの内容を統合し、 日本語と英語を効果的に行き来しながら、 実際のレッスンを想定した実践を行います。
「何を教えるか」だけでなく、 「誰を教えているのか」 からレッスンを組み立てる力を身につけます。 一人ひとりのLifeに合わせて学びを支え、 長く伴走できる言語コーチを目指します。
英語力そのものを競う講座ではありません。
言語コーチに求められるのは、 難しい英語を話すことではありません。
大切なのは、 学習者の理解を助け、 その人のLifeを理解し、 自分自身も伝えながら、 信頼関係を築くために英語を使えることです。
「英語を上手に使える言語コーチ」へ。
目的が明確だからこそ、 必要な英語が見えてきます。
そして、実際のレッスンで使うことを前提に学ぶことで、 英語もより実践的に身についていきます。
- これまで直接法を中心に教えてきたが、 英語も活用してみたい
- 日本語文法を英語でどう説明すればよいか分からない
- 外国人学習者とのヒアリングや 信頼関係づくりを深めたい
- オンラインで海外の学習者にも日本語を教えたい
- これから日本語教師を目指し、 英語を実践的な強みにしたい
単なる「英訳」ではなく、英語の文化OSも学ぶ
First, Understand. Then, Be Understood.
英語は、単なる翻訳の道具ではありません。
まず相手を理解し、次に自分を理解してもらう。
その往復から、信頼関係が生まれます。
Lesson 3では First, Understand. として、 Know-Whoを通じて学習者の 過去・現在・未来を理解します。
Lesson 4では Then, Be Understood. として、 一人の人間として、そして言語コーチとして 自分自身を伝えていきます。
相手を理解し、自分も理解してもらう。
その積み重ねが、
「この人なら安心して学べる」という信頼
につながります。
信頼関係は、レッスンを心地よくするためだけのものではありません。 学習者が安心して学び続け、 言語コーチがその成長に長く伴走するための土台です。
そしてプロとして活動していくうえでは、 「この人から学び続けたい」と思ってもらえる関係を築くこと。
それが、継続的な学びを支えると同時に、 長期的なクライアント関係の基盤 にもなっていきます。
担当コーチ
米国カリフォルニア州ロサンゼルスの Brentwood Schoolで20年間日本語教育に携わり、 日本語教務主任を務めた経験を持つ。
自分の考えを明確に伝え、 積極的に質問するアメリカの学習者たちと 長年向き合ってきた経験をもとに、 単なる英語力ではなく、 異なる文化背景を持つ学習者と 信頼関係を築きながら日本語を教える 実践力を伝えます。
OPIをはじめとする Proficiency-basedの考え方についても専門的に学び、 学習者が 「実際に日本語で何ができるようになるか」 を重視した日本語教育を実践しています。
講座概要
| 講座名 | 日本語教師のための「英語活用」実践講座 |
|---|---|
| クラス形態 |
オンライン(Zoom) 受講者同士で意見交換や実践を行いながら学ぶ、参加型のグループ形式です。 |
| 開講日 | 2026年9月26日(土) |
| 開催時間 | 毎週土曜日 14:00–16:00 |
| 日程 | 9月26日・10月3日・10月17日・10月24日・10月31日 |
| 授業回数 |
全5回 / 1回120分 |
| 担当 | 飯岡夕佳里コーチ |
| 受講費 | 49,500円(税込・テキスト代込) |
日本語教育に、もう一本の橋を。
英語を「話せる」から、
英語を「教え、理解し、信頼を築くために使える」へ。
日本語教師のための「英語活用」実践講座
2026年9月26日(土)スタート
毎週土曜日 14:00–16:00 / 全5回


