日本語教師のための「英語活用」実践講座

「英語活用」実践講座
「教えるための英語力」です。
全5回・オンライン講座
英語で「教える」
日本語の「は」と「が」はどう違うのか。
なぜ「日本に行く」のに、「日本で働く」のか。
「あげる」と「くれる」は、英語ではどちらも give だ。
動詞の活用や語順、敬語を、英語でどう説明すれば伝わるのか。
この講座では、こうした
日本語文法をシンプルな英語で説明する力を身につけます。
学習者が抱える「わからない」というストレスを、英語を使って解消していく方法を実践的に学びます。
英語で「学習者を理解する」
英語は、教えるためだけのものではありません。
目の前の学習者を理解するためにも使います。
これまで、どのように学んできたのか。
今、どんな環境で生活し、何を必要としているのか。
そして、日本語を使って、これから何をしたいのか。
Super-Jが大切にする Know-Who とは、 単に「学習目的を聞く」ことではありません。
学習者の過去・現在・未来を理解する。
その人の
Life ―― 日々の生活、人生、その人らしく生きること
に、日本語がどう役立てるのかを考えます。
英語で「信頼関係を築く」
この講座で学ぶのは、単なる英会話ではありません。
英語で日本語をわかりやすく教える。
英語で相手を深く理解する。
そして、自分自身も伝える。
その先にあるのが、学習者との信頼関係です。
相手を理解し、自分も理解してもらうことで、 一回一回のレッスンを超えた関係が生まれます。
学習者が安心して学び続け、
言語コーチがその成長に長く伴走していく。
そうした信頼は、
継続的な学びを支えると同時に、
長期的なクライアント関係を築く基盤
にもなります。
日本語を教える力だけでなく、
「この人から学び続けたい」と思ってもらえる関係をつくる力。
それも、プロの言語コーチとして活動していくために大切な 「英語の使い方」です。
定員になり次第、受付を終了します。
日本語教育は、英語を「使わない」から「使い分ける」時代へ。
日本語だけで教える「直接法」には、多くの利点があります。 しかし、学習者の背景や目的がますます多様化する現在、 すべてを日本語だけで伝えることが、 常に最も効果的とは限りません。
長く日本語教育に携わってきた方ほど、 「これまで身につけてきた教え方は、もう古いのだろうか」 「今から新しいことを始めても遅いのではないか」 と感じることがあるかもしれません。
一方、これから日本語教師を目指し、 420時間講座などの養成課程を比較・検討している方にとっては、 「何を学べば、実際に学習者と向き合えるのか」 「自分にはどんな教え方が合うのか」が見えにくいこともあります。
長い時間をかけて身につけてきた、 学習者を見る力、言葉を引き出す力、 わかるまで待つ力、教室の空気を読む力。
それらは、新しい時代になったからといって価値を失うものではありません。 むしろ、そこに英語という新しい道具が加われば、 これまでの経験を、もっと多くの学習者に届けられるようになります。
そして、これから日本語教育を学び始める方にとっても、 最初から「直接法か、英語活用か」のどちらか一方を選ぶ必要はありません。 それぞれの強みを知り、 目の前の学習者に合わせて使い分けられる視点を持つことが、 これからの土台になります。
420時間講座などの本格的な養成課程を検討している方にとっても、 この講座はそれらに代わるものではなく、 「自分はどんな学習者に、どのように日本語を届けたいのか」 を考えるための実践的な視点になります。
これまで積み重ねてきたものを次の時代へ持っていくこと。
そして、これから始める人は、最初から次の時代を見据えて学ぶこと。
文法説明、初回ヒアリング、学習目的の確認、 フィードバック、トラブル対応、信頼関係づくり――。
必要な場面で英語を効果的に活用できるようになることで、 コーチにも学習者にも、 より安心で効率的なレッスンが生まれます。
この講座の2つの軸
Super-Jが大切にしてきた Know-How × Know-Whoを、 「日本語教師のための英語」という視点から 実践的に学びます。
「英語脳」が拓く、教える技術
- 学習者の「間違え方」を英語の側から読む
- 形容詞・動詞・助詞のつまずきを整理する
- 文法の背後にある考え方の違いを説明する
- 気づき → 理解 → 自信の三段階へ導く
- 日本語と英語を適切に切り替える
英語で「学習者のLifeを理解する」
- 過去の学習経験や背景を知る
- 現在の生活・仕事・課題を理解する
- 未来のビジョンや目標を聞き取る
- Know-Who Interviewを実践する
- その人のLifeに役立つ学びを組み立てる
全5回 カリキュラム
学習者の思考が見える「英語脳」
「この映画に行きませんから、面白くないです。」
英語話者がよくつくる文です。
あなたなら、ここからどう導きますか。
文法を一つずつ直していきますか。
「英語脳」を持つと、
なぜそう言いたくなったのかが見えます。
すると、最初の一言が変わります。
「なるほど、英語ならそう考えますよね」――
ここから授業が始まります。
英語は、単に訳すための道具ではありません。
相手の思考が透けて見える、レントゲンとなります。
この視座――「英語脳」が、5回すべての土台になります。
間違え方には、型がある
形容詞・動詞・助詞。 この三つを軸に、英語話者がつまずくパターンと、 その伝え方を学びます。
- 気づき 「あ、そうか」が生まれる
- わかる なぜそうなるのかが腑に落ちる
- 自信 実際の生活で使える力になる
正解を渡すのではなく、この三段階へ導く。 そのための説明の組み立て方が、この回の中心です。
実践① ― 学んだことを、使ってみる
LESSON 2の知識を、実際のレッスンとして試す回です。 気づきを引き出し、納得へ導き、自信につなげるまでを、 自分の言葉で組み立てます。
知っていることと、できること。 その差を、ここで埋めます。
First, Understand. Then, Be Understood.
技術が身についたあと、最後に残るのが 学習者との信頼関係です。
First, Understand.
どう学んできたのか。今、何を必要としているのか。
日本語で、これから何をしたいのか。
英語で対話しながら、その人の
過去・現在・未来を理解します。
Super-Jが Know-Who と呼ぶ姿勢です。
Then, Be Understood.
次は、自分を知ってもらう番。
自分が何を大切にし、その人のLifeにどう寄り添えるのかを、
英語で伝えます。
理解し、理解される。その往復が、 一回で終わらない関係を生みます。
実践② ― 信頼関係で、レッスンを包みこむ
LESSON 1から4までを、通して実践します。 信頼関係のなかで学習者を理解し、気づきを与え、 理解を助け、自信へ届けるまでを一続きで。
できるようになったことと、まだ足りないこと。 その両方をはっきりさせて持ち帰ります。 質疑応答の時間も設けます。
英語力そのものを競う講座ではありません。
言語コーチに求められるのは、 難しい英語を話すことではありません。
大切なのは、 学習者の理解を助け、 その人のLifeを理解し、 自分自身も伝えながら、 信頼関係を築くために英語を使えることです。
「英語で繋がれる言語コーチ」へ。
目的が明確だからこそ、 必要な英語が見えてきます。
そして、実際のレッスンで使うことを前提に学ぶことで、 英語もより実践的に身についていきます。
- これまで直接法を中心に教えてきたが、 英語も活用してみたい
- 日本語文法を英語でどう説明すればよいか分からない
- 外国人学習者とのヒアリングや 信頼関係づくりを深めたい
- オンラインで海外の学習者にも日本語を教えたい
- これから日本語教師を目指し、 英語を実践的な強みにしたい
単なる「英訳」ではなく、英語の文化OSも学ぶ
First, Understand. Then, Be Understood.
英語は、単なる翻訳の道具ではありません。
まず相手を理解し、次に自分を理解してもらう。
その往復から、信頼関係が生まれます。
LESSON 4では、この二つを一つの流れとして扱います。
First, Understand. ――
Know-Whoを通じて、学習者の
過去・現在・未来を理解する。
Then, Be Understood. ―― 一人の人間として、そして言語コーチとして 自分自身を伝えていく。
相手を理解し、自分も理解してもらう。
その積み重ねが、
「この人なら安心して学べる」という信頼
につながります。
信頼関係は、レッスンを心地よくするためだけのものではありません。 学習者が安心して学び続け、 言語コーチがその成長に長く伴走するための土台です。
そしてプロとして活動していくうえでは、 「この人から学び続けたい」と思ってもらえる関係を築くこと。
それが、継続的な学びを支えると同時に、 長期的なクライアント関係の基盤 にもなっていきます。
担当コーチ
米国カリフォルニア州ロサンゼルスの Brentwood Schoolで15年間日本語教育に携わり、 日本語教務主任を務めた経験を持つ。
帰国後は日本国内で、 大使館関係者やビジネスパーソンなど、 成人学習者への指導にあたってきた。 自分の考えを明確に伝え、 積極的に質問するアメリカの学習者たち。 そして、限られた時間のなかで 明確な目的を持って日本語に向き合う各国の大人たち。 年齢も背景も異なる二つの現場が教えてくれたのは、 うまく教えることよりも、 信頼関係を築くことのほうが 授業の成功を左右するという事実でした。
単なる英語力ではなく、 異なる文化背景を持つ学習者と 信頼関係を築きながら日本語を教える 実践力を伝えます。
OPIをはじめとする Proficiency-basedの考え方についても専門的に学び、 学習者が 「実際に日本語で何ができるようになるか」 を重視した日本語教育を実践しています。
講座概要
| 講座名 | 日本語教師のための「英語活用」実践講座 |
|---|---|
| クラス形態 |
オンライン(Zoom) 受講者同士で意見交換や実践を行いながら学ぶ、参加型のグループ形式です。 |
| 開講日 | 2026年11月21日(土) |
| 開催時間 | 毎週土曜日 14:00–16:00 |
| 日程 | 11月21日・11月28日・12月5日・12月12日・12月19日 |
| 授業回数 |
全5回 / 1回120分 |
| 担当 | 飯岡夕佳里コーチ |
| 定員 |
10名 定員になり次第、受付を終了します。 |
| 受講費 | 33,000円(税込・テキスト代込) |
ご自身のフェーズに合わせて、どこからでも
3つは一つの学びの流れであると同時に、
それぞれが独立した入口です。
現在の経験・英語力・指導上の課題や目的に合わせて、
今の自分に必要なところから始めていただけます。
「英語活用」実践講座
英語で教える力を、まず実践的に磨きたい方へ。
学習者を理解し、信頼関係を築く力を
全5回で学びます。
日本語コーチ養成
本科コース
Know-How × Know-Whoを軸に、
学習者中心のコーチングを
体系的に身につけたい方へ。
プライベート
コーチング
現役教師のブースターにも。
担当する学習者や環境の変化に合わせ、
今必要な力を個別に補強します。
日本語教育の経験をお持ちの方は、COREやCONTINUEから直接スタートすることも可能です。
進化し続ける、日本語教師へ。
英語を「話せる」から、
英語を「教え、理解し、信頼を築くために使える」へ。
日本語教師のための「英語活用」実践講座
2026年11月21日(土)スタート
毎週土曜日 14:00–16:00 / 全5回
定員になり次第、受付を終了します。

