【スーパーJ 講座修了者のその後④】ボランティア日本語教師から本格的なスーパーJ講師へ

第一期修了者 宇田川優子さん

第一期修了者 宇田川優子さん
第一期修了者 宇田川優子さん

主婦の宇田川優子さんは2019年8月に講座を修了しました。レッスン中はいつも笑顔を絶やさず、クラスを明るい雰囲気にする存在でした。その反面、修了後に講師依頼をした際、「私は教えるには未熟ですので……」と辞退したほど慎重な面もあります。

そんな宇田川さんが講座修了後、最初に教師として教えたのは、ボランティア団体が運営する日本語クラスでした。毎週1回約90分、3名ほどで、その日のレッスン課題を教えます。生徒は毎回異なりました。レベル分けは用意されていましたが、片言の初心者から上級者までいて、教え方は任されていました。

「喫茶店でお茶やアルコールを飲みながらのレッスンなので、本格的な日本語レッスンというより、日本語好きな外国人が集まって会話を楽しむ感じでした。実際、私自身も毎回、場所代やドリンク代を払って参加していました。教師というより生徒さんの個人コーチみたいなものでしたね。スーパーJ講座の教え方はとても役立ちました」と宇田川さん。

宇田川さんは、旅行者から英会話スクールの先生、ビジネスマンまで、バラエティーに富んだ生徒に教えてきました。そして、2月から始まるスーパーJ「Japanese Script Master Course」で講師としてクラスを受け持つことになり、ボランティア教師の経験が活かせることになりました。

このコースは文字のパーツを絵文字化して覚えるという新しいレッスンで、文字を何回も書いて覚える従来の学習とはまったく異なります。この発想を基にしたテキストは、特許庁で実用新案に登録されました。

宇田川さんは「漢字嫌いの人も、この学び方ならみんな興味を持てると思います。今すぐにでも教えたいです」と、積極的です。この講座は難しい文字の習得が目的ではなく、生活でよく目にする文字をいかに覚えられるようにするかに重点が置かれています。漢字が好きだという宇田川さんは、講座の意図をよく認識した上で挑もうとしています。

これまで宇田川さんは、ブリザーブドフラワーなどの趣味を楽しむ一方、家庭を切り盛りしてきました。しかし今では、近い将来、専属の日本語講師として働き、やがては自分の教室を持ちたいと夢をふくらませています。その第一歩が、今まさに始まろうとしています。

ブリザーブドフラワーのお正月飾りを手に
ブリザーブドフラワーのお正月飾りを手に
自宅にて
自宅にて