【日本語学習革命2】ワンワードコミュニケーション

幼児はワンワードで意志を伝える

言葉を覚えたての幼児は、「ミルク」「おしっこ」「ママ」「パパ」などワンワードで意志を伝えます。要求を伝えるために言葉を使っているのです。それは、動きたいときにハイハイをしたり、立ってよちよち歩きをするのと同じです。外に行けるようになると「さんぽ」や「こうえん」などの言葉を覚えて使います。話し方を文法から教える親はいません。

英単語だけでも通じる

「コーヒー」や「テーブル」など多くの英単語が日本語として使われています。しかも、日本では小学校から英語を学びます。日本語を全く知らなくても、「トイレ」「タクシー」「ホテル」などの英単語を口にすれば、意志を伝えられます。英単語だけで通じる日常用語は3,000語ほどあるともいわれます。

ワンワードでのカジュアル会話はよくあること

喫茶店では店員に「コーヒー」とワンワードで注文しても通じます。水が欲しければ「ウォーター」、砂糖ならば「シュガー」と言うだけで通じます。友達に出会ったときなら、あなたは「元気?」、友達は「元気」と、お菓子をすすめるときなら「食べる?」「ありがとう」のように、カジュアル会話でのコミュニケーションはほとんどワンワードで成り立ちます。

文章は単語を組み合わせるだけ

「ホット」と「コーヒー」を組み合わせれば、「ホットコーヒー」となり、より明確に伝えられます。要するに文は単語の組み合わせに過ぎないのです。「エクスキューズ ミー、ホット コーヒー プリーズ」と言い回し全体を覚えるより、「エクスキューズ ミー」「ホット」「コーヒー」「プリーズ」を別々に覚えた方が簡単で、他の言葉と組み合わせることもできます。

日本語式発音のコツ

日本語の音は母音(a.i.u.e.o)、そして子音と母音の組み合わせから成り立っています。英語のように子音だけの音はありません。たとえば、street。これは、「s」の後に母音「u」を、「t」の後に「o」を、最後の「t」の後に「o」を加えて「ストリート(sutori-to)」と発音します。子音には母音のいずれかを加えますが、よく使われるのは「u」と「o」です。


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